こんにちは、たかよしです。
今回は運行管理責任者に選任されたら何をするべきか、どのような書類を準備するべきか、どのように管理すれば良いか解説します。
運行管理責任者選任 初めての巡回指導押さえておきたい38ポイント
目次
1 事業計画等
1-1 主たる事務所及び営業所の名称、位置に変更はないか。
1-2 営業所に配置する事業用自動車の種別及び数に変更はないか。
1-3 自動車車庫の位置及び収容能力に変更はないか。
1-4 乗務員の休憩・睡眠施設の位置、収容能力は適切か。
1-5 乗務員の休憩・睡眠施設の 保守、管理は適切か。（1点）
1-6 届け出事項に変更はないか。（役員・社員・特定事業者に係る運送の需要者の名称変更等）
1-7 自家用貨物自動車の違法な営業類似行為（白トラの利用等）はないか。
1-8 名義貸し、事業の貸渡し等はないか。
2 帳票類の整備、報告等
2-1 事故記録が適切に記録され、保存されているか。（1点）
2-2 自動車事故報告書を提出しているか。
2-3 運転者台帳が適切に記入等され、保存されているか。（1点）
2-4 車両台帳が整備され、届け出されているか。（1点）
2-5 事業報告書及び事業実績報告書を提出しているか。（本社巡回に限る。）
3 運行管理等
3-1 運行管理規定が定められているか。（1点）
3-2 運行管理者が選任され、届け出されているか。（重要）
3-3 運行管理者に所定の講習を受けさせているか。（1点）
3-4 事業計画に従い、必要な運転手を確保しているか。（1点）
3-5 過労防止を配慮した勤務時間、乗務時間を定め、これを基に乗務割が作成され、休憩時間、睡眠のための時間が適切に管理されているか。（3点）（重要）
3-6 過積載による運送を行っていないか。（3点）
3-7 点呼の実地及びその記録、保存は適正か。（3点）（重要）
3-8 乗務等の記録（運転日報）の作成・保存は適正か。（3点）
3-9 運行記録計による記録及びその保存は適正か。（1点）
3-10 運行指示書の作成、指示、携行、保存は適正か。（1点）
3-11 乗務員に対する輸送の安全確保に必要な指導監督を行っているか。（3点）（重要）
3-12 特定の運転者に対して特別な指導を行っているか。（新規雇用者の事故歴を確認）（1点）（重要）
3-13 特定の運転者に対して適性診断を受けさせているか。（2点）（重要）
4 車両管理等
4-1 整備管理規定が定められているか。（1点）
4-2 整備管理者が選任されているか。（重要）
4-3 整備管理者に所定の研修を受けさせているか。（1点）
4-4 日常点検基準を作成し、これに基づき点検を適正に行っているか。（1点）
4-5 定期点検基準を作成し、これに基づき点検を適正に行っているか。（3点）（重要）
5 労基法等
5-1 就業規則が制定され、届出されているか。（1点）
5-2 36協定が締結され、届出されているか。（1点）
5-3 労働時間、休日労働について違法性はないか（運転時間を除く）（1点）
5-4 所要の健康診断を実施し、その記録・保存が適正にされているか。（1点）（重要）
6 法定福利
6-1 労災保険・雇用保険に加入しているか。
6-2 健康保険・厚生年金保険に加入しているか。
7 運輸安全マネジメント
7-1 運輸安全マネジメント の実施は適正か。（3点）
8 まとめ
今回は、運行管理責任者として選任された時、巡回指導にむけて、運転者台帳を作成し、
運転証明書書（少なくとも3年間の記録）取得、確認後、初任診断、適齢診断、特定診断Ⅰ、特定診断Ⅱを受診させ、
初任者運転教育記録簿を作成する為、 座学15時間以上 添乗指導20時間以上を実地し記録する。
